2015年2月にスタートを切ったばかりの、生まれたての農園です。
「らぽーむ」はフランス語の「la paume」で「手のひら」や「手」を意味しており、心のこもった手仕事を大切にしたいという気持ちをこめています。
私たちは車で約1時間ほど離れた箕面市彩都というところで「ヘルシーショップらぽーむ」という自然食品と喫茶のお店を経営してきましたが、その運営を通じて現代の食材がとてつもなく危険なものであること、そして身体に害のない本物の食材を手に入れることが非常に難しいことを痛感してきました。
そして「安心・安全な食材は自分たちの手でつくるしかない」という結論に達し、数年前から農園の候補地をずっと探しつづけてきて、このたびようやくその地が見つかったというわけです。
現代の農業は自然を破壊し、自然から収奪するばかりの農業ですが、この地では自然と共生し、自然と調和することを目指して「自然農」を実践していきます。
そしてこの農園はもうひとつ、日本にダーチャのライフスタイルを普及するためのモデルケースとしての役割も持っています。
ダーチャとはロシアの「週末菜園つき簡易別荘」のことで、なんと国民の約8割がダーチャを所有し、ほぼ自然農で自給的な生活をしています。農園主(高草俊和)はこのダーチャを普及するための組織「NPOダーチャサポート」の理事長をさせて頂いており、日本版ダーチャともいうべき形を模索しながら少しずつ前進しているところです。
ここ「らぽーむ自然農園&ダーチャ」では、こんなことをこれから目指します。
▶安心安全な作物の栽培、加工とそれらの提供
▶持続可能な暮らし方の実践と発信
▶消滅寸前の古来からの貴重な智慧の継承
▶未来を生きるための意識を学ぶ場所
食に関して言えば、私たちは野草料理研究家であり食養指導者である若杉友子おばあちゃんとのご縁もあり、食品の危険性や現代の調理法の問題点などを数多く学ばせて頂きました。したがって調理指導も桜沢如一の提唱するマクロビオティックを基本としています。
しかし一方で、マクロビオティックの考えだけに固執するのではなく、もっと大きくしかも柔軟な視点から捉えるべきだろうとも考えています。
本当に色んな意味で「生きにくくなった」現代ですが、その中で少しでも明るい方向へと進んでいけるように、多くの人達とつながりながら、助けあいながらやっていきたいと考えています。
初めまして。京都市内に住む上田と申します。
wa-to-wa プロジェクトの記事を読んで、
とても興味が湧き、メールさせて頂きました。
都会育ちで、田舎の綺麗な部分しか見えていない
世間知らずですが、いつか畑をさわってみたいなと思っています。
fbでの投稿、これからも楽しみにしています。
ありがとうございます。
コメントありがとうございます!
京都市内だとウチでダーチャライフが出来る距離ですね。
一度いらっしゃいませんか?
説明会や見学会も予定(詳細日程は未定)していますよ。
またイベント、ワークショップもあります。
お待ちしています。 ^_^